iPadのバックアップが復元できない!クイックスタート・iTunesでの対処法
本記事では、iPadのバックアップが復元できない原因を「クイックスタート」「iTunes」の2つのケースに分けて詳しく解説しています。さらにバックアップを使わずに直接データ移行する方法も紹介します。復元トラブルで困っている方が、状況に応じて最適な解決策を見つけられますよ。
新しいiPadに古いiPadのデータを復元したいが、
- 「クイックスタートで“バックアップを復元できません”と表示された」
- 「iTunesから復元が途中で止まる…」
こんなトラブルに困っていませんか?
この記事では、クイックスタートとiTunesでバックアップを復元できない原因と対処法を解説し、それ以外の“最速でデータ移行する方法”も紹介します。
Part1.iPadのiCloudバックアップを復元できない対処法
クイックスタート中にiCloudバックアップの復元が進まなっかたり「バックアップを復元できません」と表示されたりすることがあります。
ここでは、クイックスタートでiCloudバックアップを復元できない原因と対処法をセットで解説します。
① Wi-Fi環境を改善する
iCloudバックアップの復元はすべてインターネット経由で行われるため、通信が不安定だと復元に失敗しやすくなります。
特にありがちなのが、途中で進まなくなるケースです。その場合は、次のポイントを確認してみてください。
- 安定したWi-Fiに接続する(できれば5GHz)
- ルーターの近くで操作する
- 公共Wi-Fiは避ける
特にバックアップデータ容量が大きい場合は、通信環境がかなり重要になります。
② iPadOSのバージョンを最新にアップデートする
バックアップを取った古いiPadのOSよりも、復元先の新しいiPadのOSが古い場合、互換性がないため復元に失敗します。
この場合は、一度クイックスタートを中断し、新しいiPadを「新しいデバイス」として初期設定を済ませてから最新のiPadOSにアップデートしてください。
アップデート完了後に再度iPadを初期化し、クイックスタートをやり直すことで、iCloudバックアップを正しく認識できるようになります。
③ Apple IDが一致しているか確認する
iCloudバックアップは、作成した時のApple IDに厳重に紐付けられています。そのため、古いiPadで使っていたものとは別のアカウントでサインインしていると、バックアップデータは一切表示されず、復元することもできません。
特に家族でApple IDを共有していたり、複数のアドレスを使い分けていたりする場合は注意が必要です。新しいiPadの設定画面で、正しいIDが入力されているか今一度確認しましょう。
④ iCloudバックアップ自体の破損を疑う
稀に、iCloud上に保存されているバックアップデータそのものが何らかの理由で壊れてしまい、復元が不可能なケースがあります。何度試しても「バックアップを復元できません」というエラーが出るなら、データの破損が疑われます。
もし手元にまだ古いiPadがあるなら、一度バックアップを削除して、再度新しくiCloudバックアップを取り直してみてください。それでも解決しない場合は、バックアップを介さない「デバイスから直接転送」という選択肢を検討してください。
⑤ iPadの空き容量を確認する
復元先のiPadの空き容量が、バックアップデータの総量よりも少ない場合は、物理的にデータを収めることができないため復元は失敗します。例えば、「512GBモデルの古いiPad」から「256GBモデルの新しいiPad」へ移行する場合、容量オーバーで復元できません。
この場合は、まず古いiPad側で不要な動画やアプリを削除し、データ量を新しいiPadの容量以下に減らしてから、再度バックアップを取り直す必要があります。
⑥ iPadを再起動・後で試す
こちらの問題ではなく、iCloud側の一時的な不具合や、通信エラーで復元が止まったりすることがあります。
まずはiPadを一度再起動して、メモリの状態をリフレッシュしてみてください。これだけでエラーが解消されることも多いです。
また、Appleのシステム自体に障害が発生している可能性もあるため、どうしても進まない時は数時間から一晩ほど時間を置いてから再試行すると、驚くほどあっさりと成功することがあります。
Part2. iTunesでiPadのバックアップを復元できない原因と対処法
iTunesバックアップを復元する際に、「復元が途中で止まる」「復元ボタンが押せない」といったトラブルが発生することもあります。
ここでは、iTunesでiPadのバックアップを復元できないときの主な原因と対処法をセットで解説します。
① iTunesを最新版にする
iTunesのバージョンが古いと、最新のiPadやiOSを正しく処理できず、復元中にエラーが発生することが多々あります。iTunesの「ヘルプ」から「iTunesについて」を選ぶか、Microsoft Storeでアップデートを確認しましょう。
② ケーブルとUSBポートをチェックする
復元中に接続が切れたため復元できない場合は、ケーブルやUSBポートに問題があるかもしれません。
安価な充電専用のケーブルを使っているなら、純正またはMFi認証のケーブルに変えてください。また、USBハブやキーボードのポート経由ではなく、パソコン本体のポートに直接差し込んでください。
③ セキュリティソフトの一時的に終了する
セキュリティソフトやファイアウォールが通信をブロックし、復元が正常に進まないことがあります。
もし何度試しても不明なエラー(エラーコード:9、4005、4013など)が出る場合は、バックアップの復元作業中だけ、一時的にセキュリティソフトの保護をオフにしてみてください。完了後は忘れずに設定を元に戻しましょう。
④ iTunes・パソコン・iPadをすべて再起動する
設定や接続に問題がないのにエラーが出る場合、iTunesやパソコン、あるいはiPad側で一時的なシステムエラーが起きている可能性があります。
まずは一度iTunesを閉じてから、パソコンとiPadの両方を再起動してください。再起動後、改めてiPadをパソコンに接続し、iTunesを立ち上げて復元を再試行してみましょう。
⑤ iTunesバックアップが壊れている
「バックアップが壊れているため復元できません」と表示される場合、保存されているバックアップファイル自体が何らかの不具合で読み込めなくなっています。
この場合、残念ながらそのバックアップからの復元は不可能です。もし古いiPadがまだ手元にあるなら、再度iTunesでバックアップを取り直すか、直接データを移行することをお勧めします。
iTunesバックアップのパスコードを忘れたため復元できない
復元を開始しようとした際、パスワードを求められて進めないことがあります。これは、バックアップ作成時に「ローカルバックアップを暗号化」にチェックを入れていたことが原因です。
このパスワードはApple IDのパスワードとは異なり、設定時に自身で決めた独自のものです。もし忘れてしまった場合、セキュリティの都合上、Appleでもパスワードを解除したりデータを復元したりすることはできません。
まずは、過去に使った可能性のある以下のパスワードを試してみてください。
- パソコンのログインパスワード
- iPhone/iPad本体のロック解除パスワード
- Apple IDのパスワード
- 「1234」や「0000」などの単純な数字
何度試してもパスワードが一致しない場合、そのバックアップデータを使って復元することは諦めるしかありません。
Part3. iPadからiPadへデータを最速で移行する方法
「バックアップが壊れている」「暗号化バックアップのパスワードを忘れた」などの理由で復元できない場合は、無理にバックアップにこだわらず、iPadからiPadへ直接データを移行する方法を選ぶのがおすすめです。
ここでは、iOSデータ移行専用のFoneToolを紹介します。FoneToolを使えば、ワンクリックでiPadからiPadへデータを丸ごと移行できます。実際に試すと、クイックスタートよりも安定していて、iTunesよりも操作がシンプルなのが特徴です。
iOSデバイスの間でデータをかんたんに移行するソフトウェア。
- 転送速度が速く、短時間で完了する
- iPadをパソコンにバックアップできる
- 操作がシンプルで初心者でも使いやすい
- iPad・iPad mini・iPad Air・iPad Proの全機種に対応
FoneToolを使ってiPadからiPadにデータを転送する方法を説明します。
1. 新旧iPad両方をUSBケーブルでパソコンに接続します。
2. FoneToolを開き、「フォン転送」>「iPhoneからiPhone」を選択します。
3. 転送元(古いiPad)と転送先(新しいiPad)が正しく表示されているのを確認して、「転送開始」をクリックします。
新しいiPadでアプリのダウンロードが終わったら、古いiPadと同じ感覚で使えます。
iPadのバックアップと復元に関するよくある質問
まとめ
iPadのバックアップが復元できないトラブルは、OSのバージョン不一致や通信環境、あるいは物理的な接続ミスなど、意外とシンプルな原因で起こることがほとんどです。クイックスタートで失敗する場合はiCloudの状態やWi-Fiを、iTunesでエラーが出る場合はケーブルやポート、暗号化パスワードを再確認してみましょう。
もし、どうしてもバックアップからの復元がうまくいかない場合や、時間をかけずに確実にデータを移したいなら、バックアップという手順をスキップして直接データを転送できる「FoneTool」のような専用ソフトを活用するのも非常に有効な手段です。大切なデータを失わないよう、状況に合わせた最適な方法でスムーズな移行を完了させてください。
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