バックアップなしでiPhoneから削除・消えたメッセージの復元方法

「大事なメッセージをうっかり削除してしまった」。そんな経験は誰にでもあります。この記事では、バックアップの有無にかかわらず、iPhoneで消えたメッセージを復元する方法を解説します。

編集者 Astra 更新日 2026年04月27日

「大事なメッセージをうっかり削除してしまった」。iPhoneを使っている人なら誰しが一度は経験するこの失敗。大切な人との思い出の会話や、仕事の連絡、認証コードなど、削除した瞬間に後悔することは少なくありません。

今回は、iPhoneでメッセージを削除直後に元に戻す方法と、完全に消えた時の復元方法を紹介します。自分の状況にあった方法を見つけて、失われた大切なメッセージを取り戻しましょう。

完全削除していない時:「最近削除した項目」からメッセージを復元

iOS 16以降のiPhoneには、メッセージアプリに「最近削除した項目」フォルダが搭載され、削除したメッセージはこのフォルダに最大30日間保存されます。そのため、iPhoneから削除した30日以内のメッセージを復元できます。

【最近削除したメッセージを復元する手順】

ステップ 1. メッセージアプリを開き、一覧画面で左上の「編集」>「最近削除した項目」をタップします。

ステップ 2. すると過去30日以内に削除したメッセージの一覧が表示されますので、復元したいメッセージを選択して、「復元」をタップします。

ステップ 3. 「XXメッセージを復元」をクリックして確認します。

その後、「フィルター」または「完了」をタップしてメイン画面に戻り、メッセージが復元されたかどうかを確認できます。

※ 注意点もいくつかあります。
この機能を利用するにはiOS 16以降へのアップデートが必要
30日を過ぎるとメッセージは完全に削除され、この方法では復元できなくなる
「取り消し送信」機能で削除したメッセージは、このフォルダにも残らず完全に消去される

完全削除した時:データ復旧ソフトで消えたメッセージを元に戻す

「最近削除した項目」にもメッセージがなく、バックアップも取っていない場合は、専門のデータ復旧ソフト「FoneTool」を使う方法があります。

FoneToolの主な特徴としては、バックアップがなくてもiPhone本体から直接データをスキャンして復元できる点が最大の強みです。

バックアップなしでiPhoneから消えたデータを復旧するツール。

  • 復元前にメッセージをプレビューし、必要なメッセージだけを復元する
  • テキストだけでなく、メッセージに添付された写真や動画ファイルも復元できる
  • メッセジー以外、削除して30日以上経った動画の復元も対応
  • 復元しても、既存データは上書きされて消えることはない

【FoneToolで完全に消えたメッセージを復元する手順】

ステップ 1. パソコンにFoneToolをダウンロードします。

ステップ 2. iPhoneをUSBケーブルでパソコンに接続します。

ステップ 3. FoneToolを開き、「ツールボックス」>「iOSデータ復元」をクリックします。

ステップ 4. 「メッセージ」だけチェックに入れて、「スキャン開始」をクリックします。

ステップ 5. スキャンが終わったら、消したメッセージが表示されます。復元したいのを選択して、「PCに復元」をクリックします。

ステップ 6. メッセージがPCに保存されるので、FoneToolで「フォン転送」>「PCからiPhone」に進み、メッセージをiPhoneに転送します。

ヒント:メッセジー以外、PCの動画や音楽などをiPhoneに入れることもできます。

【補足】iPhoneのバックアップがある場合のメッセージ復元方法

以上、バックアップなしでiPhoneから消えたメッセージを復元する方法を紹介しました。ここでは、バックアップを取っている場合に削除したメッセージを復元する方法を紹介したいと思います。

方法1. iCloudバックアップからメッセージを復元する

iCloudバックアップからメッセージを復元する方法は大きく分けて二つあります。

1. iCloudのメッセージ同期をリセットする

ステップ 1. 設定アプリから「自分の名前」>「iCloud」と進み、一度「メッセージ」をオフにします。

ステップ 2. 表示されるポップアップで「iPhoneから削除」ではなく「メッセージを無効にしてダウンロード」を選択した後、再度メッセージをオンにします。

これによりiCloudとの再同期が行われ、消えていたメッセージが復元されることがあります。

2. iCloudバックアップを丸ごと復元する

ステップ 1. 設定アプリから「一般」>「転送またはリセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」と進み、iPhoneを消去します。

ステップ 2. 再起動後のセットアップ画面で「アプリとデータ」画面まで進んだら、「iCloudバックアップから」を選択し、該当するバックアップを選んで復元します。

ご注意:
ただしこの方法は、復元後はバックアップ時の状態に完全に戻るため、バックアップ後に追加された新しいデータは消えてしまう点に注意が必要です。
iCloudバックアップの復元が進まない時は、こちらの記事を「iCloudバックアップを復元できない時の対処法」確認してください。

方法2.iTunes/Finderバックアップからメッセージを復元する

パソコンにバックアップを取っている場合も、同様に復元が可能です。

ステップ 1. バックアップに使ったパソコンにiPhoneをUSBケーブルで接続します。

ステップ 2. Windowsの場合はiTunesを、macOS Catalina以降のMacではFinderを開き、表示されたiPhoneのアイコンをクリックします。

ステップ 3. 「バックアップを復元」ボタンをクリックし、復元したいバックアップを日付などで確認して選択したら、復元を実行します。

ご注意:
iCloudと同様に、復元するとバックアップ後の新しいデータは消えてしまうため、この方法は新しいiPhoneに買い替えデータを移行するときにおすすめします。

まとめ

iPhoneで削除したメッセージの復元は、状況によって最適な方法が異なります。まずは自分の状況を確認し、以下の方法から選んで実践してください。

  • 削除から30日以内でiOS 16以降を使用している場合:「メッセージ」アプリの「最近削除した項目」からワンタップで復元。

  • 「最近削除した項目」にメッセージがなく、バックアップもない場合:データ復旧ソフト「FoneTool」を使う。

  • バックアップがある場合:iCloudやiTunes(またはFinder)のバックアップをiPhoneに復元

そして今回の経験を機に、定期的なバックアップ習慣をぜひ身につけてください。FoneToolを使えば、無料でメッセジーだけ保存したり、iPhoneをPCにフルバックアップしたりできます。

Astra · ライター
Astraは、FoneToolの記事編集者として、これまでに学んだ知識と経験を活かし、iPhoneやiPadの活用方法やトラブル解決に関する記事をお届けしています。モットーは「塵も積もれば山となる」です。